
Multiple Listing Service
米国のほとんどの不動産仲介業者はMultiple Listing Service(MLS)を利用して、全ての物件情報を共有しています。日本のレインズ(Real Estate Information Network System)と同様、不動産業者用のデータベースです。MLSでは対象地域が限定され、テキサス州ダラス・フォートワースエリアをカバーするMLSであるMetroTex Association of REALTORSはNorth Texas Real Estate Information Servicesを使用しています。
新しい物件情報がMLSに掲載されると、ZillowやRedfin等の消費者向け不動産情報サイトやMLS会員の不動産会社にリアルタイムで情報配信されます。一部、一般公開前にComing Soonとして掲載される物件があり、最大30日間、MLS会員にのみ情報が共有されます。バイヤーズエージェント・テナントエージェントとして専属契約された買主・借主のお客様のみご内覧可能です。
売主・家主が雇った不動産会社・リスティングエージェントでなくても、注意書きを付けた上で、自社サイトに他社物件の写真や詳細を掲載することが出来ます。また、消費者向け不動産情報サイトは広告枠・顧客情報を不動産仲介業者に販売しています。「物件を内覧したい」とリクエストされる前に、広告主は売主・家主の代理なのか、物件とはまったく関係のないエージェントではないのか、ご確認頂くと安心です。
一方、Private Listing, Pocket Listingを勧める不動産会社・エージェントが増えています。売却の事実を隠したい売主には良いかもしれませんが、一般的には物件情報を出来るだけ多くの潜在顧客・不動産会社に拡散する方が物件を速く・高く売ることができると言われています。売主の不動産会社が買主を見つける「囲い込み・両手仲介」は売主にも買主にもデメリットが大きいのです。
ところで、住所や販売価格の記載がなく、実在するのかわからない「おすすめ物件」が掲載されているサイトがあります。何年も前の物件情報だったり、大きなマージンを乗せた自社保有物件という可能性もありますのでご注意ください。
【2026年2月21日更新】
